民間給与実態統計調査
民間給与実態統計調査というのを毎年政府が発表しています。
人と比べることは、不安をあおるのでやらないように心掛けているのですが、
やはり自分の給料がどの程度か気になります。ということで、昨年この統計を
見つけてから自分の立ち位置を確認しています。今年は、会社の給与体系が変わり昇給が結構ありそうなので、まじまじと見てしまいました。
ここでいつも思うのですが、これは日本全国の平均であることと一人の所得であること。つまり、私が住む首都圏は平均より所得が高く、共働き世帯ではさらに二人分の世帯収入があることになります。生活実感と合わない理由がそこにあると思っています。
一方で、私は「足るを知る」ようにこころがけるようになってから、ずいぶん心が楽になりました。最近幸せとは何か？と考えると、不安がないことかな思うようになっています。人と比べない、欲を出しすぎない。今の生活や収入にまずは満足することが幸せの一歩と思っています。しかし、テレビでは、歌舞伎町ホストや銀座のホステスが年収１億円稼いでいるなどとやって、お宅訪問。１００万円/月の家賃の高級マンションに高級家具、ブランドバックなどを見せつけて、国民の「欲」をあおっているように感じます。当然、人間に欲がないと資本主義経済は発展しないので、多少の欲は必要だと思いますが、強欲をあおって人と比べ、不安を増大させるのはいかがなものかと思います。こころ安らかに生きるためにも、強欲をすて「足るを知る」ことが重要だと思います。
