投信に元本確保型 日経新聞6/24朝刊
本日6/24朝刊に驚きの記事です。
元本確保型の投信が販売されるとのことです。
「ゴールドマンサックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018-07」という商品で7月11～30に大和証券から販売。
わかりにくいのですが、私の理解は以下です。
ゴールドマンサックスが発行する１０年満期社債を買う。これをGSが運用し、順調ならば利払いが増える（分配金が増える）。不調ならば債券評価額が低下するが、これは途中解約をした場合のみなので、満期まで持てば元本が戻ってくる。
なお、この信託報酬は約0.29%であるが、0.3%の固定金利が付くのでほぼ０にできる。また、運用収益の１割は成功報酬として差し引かれる。ということです。
しかし、気になるのが元本「確保型」という表現。元本「保証型」ではないんですね。つまり、GSが潰れてしまうとこの投資信託も０になる可能性があるということでしょうか。また、購入手数料が記載されていませんが、大和証券でしか買えないようですので、数パーセントは取られるのではと思っています。
個人向け国債10年変動の代替えになるかと思いましたが、無リスク資産としてはちょっとリスクがありそうですね。
私の妻も含め元本割れのリスクがあると聞くと、投資をしない日本人が多いので、こういう商品もいいとは思います。
私もボーナスの置き場所を考えていたので、少し考えてみたいと思います。投資効率は悪いと思いますが、「損失回避」できるのでちょっぴり魅力があります。
