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人生100年「2000万円不足」 金融庁、年金以外の資産形成促す 6/4日経朝刊

 

金融庁は3日、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書をまとめた。長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性に触れ、長期・分散型の資産運用の重要性を強調した。

毎月平均的な公的年金では夫婦で5万円不足する計算で、65歳の夫、60歳の妻が30年生活するのに2000万円かかる計算とのことです。

 ここでのポイントは、金融庁が「長期・分散型の資産運用の重要性を強調した。」とソースが金融庁です。貯蓄から投資へとつみたてNISAを始めましたが、なかなか成果が上がらず、具体的な数字を示して危機感をあおったのではと考えています。また、巷ではざっくり老後は3000万円以上必要などと言われていますが、あまり途方もない数字だと誰も見向きをしないので、2000万円という達成可能な数字を示して投資を促しているのだと思います。

 私は2000万円だと今の生活はできないとおもいますので、信じていませんが。

 ただし、このまま高齢化社会を迎えると貧困老人世帯が増えるのは間違えないので、国を挙げて国民の金融リテラシーを育てる啓蒙をしてほしいと思います。

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