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個人向け国債、「現金還元」の中止相次ぐ 6/17日経電子版

 個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンが軒並み中止となっている理由がわかりました。

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状況の打開に向け、財務省は手数料制度の変更を決めた。例えば変動10年に対する現在の手数料は額面100円あたり40銭。10月発行分からは14銭と半額以下に減らす。一方、新たに管理手数料という仕組みを導入。各社が管理する国債残高に対し100円につき2銭を半年に1回支払う。顧客が償還まで管理すれば手数料の総額は増える。

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 これまで1000万円につき4万円のキャッシュバックがありましたが、毎年解約して新規購入する渡り鳥が多くその仕組みを見直すというものです。

 これで年利0.4%かつ元本保証の有料金融資産が一つなくなったことになります。住宅ローン控除を受けるためにできるだけ繰り上げ返済をしていない私としては、損した気分になります。あと五年で住宅ローン控除が終わるのですが、その際に個人向け国債変動10年での金利は、住宅ローン変動金利の約1/10となり持てば持つだけ損となります。そこその金利での債券と言えば、ソフトバンク社債くらいしかないのですが、さすがにこれ以上ソフトバンクと心中するわけにもいかず、悩みどころです。余計な金融商品にひっかからず、堅い投資戦略で行きたいと思います。

 

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