9/23 にVIXが30を上回ったので、VTIを買い増ししようかと思いましたが、気になっていたSPYDを思い切って買ってみました。
買って気づいたこと3つを以下に記載します。
1.何とも言えぬ安心感
年間配当が約4%。100万円ちょっと購入したので税引き後でも年間3万円以上は配当として現金が口座に戻ってくると考えると、とても気持ちよくなりました。
配当金の再投資はしないつもりです。配当金は、何か自分の好きなものに”浪費”したいです。キャピタルゲインで資産が増えていくのは楽しいですが、インカムゲインがあると投資してよかったという実感につながるはずです。
実際に、一部持っている日本株の優待券で食事に行くときは、至福のひとときです。ただし、同じ店ばかり行っていると飽きるので、やはり自由度の高い現金がいいですね。
2.積み増し投資
もし1000万円保持すると年間30万円以上、2000万円で60万以上が配当として入ってきて、それを自由に使えると考えるとちょっとうれしくなってきました。特定口座で積み立てているS&P500インデックス分をSPYDに回そうかと考えています。
理屈でいうと、S&P500インデックスファンドやVTIを買ってキャピタルゲインを狙ったほうが投資効率がよいことは百も承知です。
一方で、4%ルールで将来取り崩せるか?取り崩すときの心理的負担は如何ほどかと考えると、投資効率が悪くても現金(円転は必要ですが)で配当金として振り込まれたほうが心理的負担が小さいと考えています。
SPYD一極集中ではなく、サテライト的に投資していくつもりです。
3.一生取り崩ししない予感
S&P500インデックスファンドやVTIは将来的にほぼ確実に取り崩す時がやってきます。もちろん4%以下、2-3%程度で大丈夫かと見積もっていますが、年金で足りない部分を少しずつ取り崩しながら成長させていくことになるはずです。
しかし、SPYDコアサテライト部とするなら取り崩す必要がありません。よって、この投資したお金はもう一生現金化することのない電子データとなった感覚です。大げさに言うと、宇宙へ放り出した感じがしています。
頭ではわかっていた米国高配当ETFの魅力を実際に投資することで感じることができました。
VTと個人向け国債が最適解ということはわかっていますが、やはり資産が一時的にでも減ることは大きなストレスになります。心理的には米国高配当ETFをサテライトとして投資していくことが、大きな助けになるはずです。
今後の為替や価額の上下で気持ちが変わるかもしれませんが、最近なかなかなかった新鮮な感覚を味わいました。