こころ安らかに長期分散積立投資

「長期、分散、積立投資」のブログです。

定期預金の残高、低金利で最低に 投資も足踏み 日経朝刊5/12

個人が銀行に預ける定期預金の残高が減少している。日銀のマイナス金利政策を受け、2018年末に過去最低を更新した。定期預金から流出した資金は現金に回り、家計の現金保有残高は過去最高になった。「貯蓄から投資へ」の流れは足踏みしている。

 

www.nikkei.com

 定期預金残高減少→投資という流れかと思いきや、金利が低いので現金化というのがいかにも日本人らしいですね。

 日本は、日経平均が最高値を更新するまで投資にはお金が回らないと思います。結局は、人間成功体験がないと大切なお金を投資に回すという考えには及ばないと思います。

 ダウや、S&P500が右肩上がりといっても、為替や(万が一必要となるであろう)英語といった心理的障壁が大きく外国株式インデックスに投資するのは、ある程度知識を持った金融リテラシーの高い人やブログを書いているマニアに限られると思います。

 

ポートフォリオ(アセットロケーション)のチェック結果

  昨年から行っているアセットロケーションチェックを連休に行いました。とは言ってもなかなかPCに向かえず、最終日に重い腰を上げてやってみました。

dodekanissa.hatenablog.jp

目標は、先進国:新興国:日本=80:10:10です。

昨年度は、先進国:新興国:日本:その他= 60:7:23:10でした。

今年は、先進国:新興国:日本:その他=72:13:15:1でした。

昨年に比べ、目標のアセットロケーションに近づいてきました。

 今年中には、80:10:10に持っていけるように調整したいと思います。

 ちなみに、日本株式(個別、インデックスともに)で去年の今頃すでに保有してものは、同じかちょっと下がっていました。ほかの先進国に比べて、PERが低いのでそろそろ日本に買いが入ってきてもおかしくないというアナリストもいますが、本当でしょうか。

澤上さんが言うように投資は15年くらいやらないとわからないと思いますので、ひとまずは目標アセットロケーションを目指して、長期積立分散投資を淡々と実行したいと思います。

 

投資の本質を問う もうかればいいのか(澤上篤人) Nikkei style

 Nikkei styleに澤上さんへのインタビューが載っていました。

 なるほどと思ったコメントが以下です。

「長期投資を続けていると実感するのが、運用開始後15年ぐらいから、資産増加のカーブが急激に上を向きだすこと。再投資の複利効果が出てきて、投資家の財産づくりがグーンと加速する。」

 私は、積み立て投資を始めてせいぜい4年程度です。アセットロケーションも決めていますが、日々の株価にまだまだ一喜一憂している自分がいます。

 そこに、この15年やって初めて長期投資の成果が出てくるという言葉にはっとしました。あと10年もやらないとわからないのかというのが実感です。

 挫折しないように、頑張りたいと思います。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO43736320V10C19A4000000?channel=DF280120166593&page=2

 

TOPIXは半分腐った幕の内弁当 レオスキャピタル 藤野さん

 レオス藤野さん、コモンズ伊井さんの対談での藤野さんの言葉です。

日本のTOPIX東証株価指数)は、半分腐った幕の内弁当だと考えた方がいいと思いますよ(笑) 本来は、腐った企業をインデックスから除去すればいいのだけど、アメリカと比べると、大企業に対する投資家からのプレッシャーが薄く、結果的に本来は早く滅んでしまった方がいい企業が、滅ばずに残ってしまっている。これが日本のインデックスの抱える大きな問題だと思います。

アメリカの場合には、アクティビスト(モノ言う株主)もたくさんいるので、腐った幕の内弁当の腐ったおかず部分やご飯の部分を除去していく仕組みがあるのです。

 

ということで、藤野さんは腐った銘柄を除去することでインデックスに勝てるとのことです。

 いまいち、S&P500はいいけど、TOPIXはなぜか買う気になれないと思っていたので、この言葉がしっくりきました。

 私は、レオスより寄付活動などを行っているコモンズが好きなので、こちらに投資したいと思っています。

 

https://go.sbisec.co.jp/fund_interview2017/interview02.html

グーグル広告収入に陰り 日経5/1長官

 平成から令和でお祝いムードの日本ですが、アメリカ経済はどうでしょうか。

GAFAの一角である、アルファベットの2019年1から3月期の売上高が前年同期比伸び率が17%増と14四半期ぶりの低さとなった。とのことです。

 不正や規制への対応など「社会的責任」にまつわるコストが原因のようです。

どんな企業もいつかは成長が鈍化するでしょうから、当たり前といえば当たり前ですが、これで米国一辺倒の株価上昇も多少落ち着いてくるでしょうか。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO44367780Q9A430C1EA8000/

 

 

黒田総裁「20年春以降もかなり長い期間、低金利継続」日経4/26

  金融政策決定会合後、黒田総裁がかなり長い期間、低金利継続とのコメントを発表したとのことです。

 私は、住宅ローン減税期間があと5年残っているので、是非とも低金利でいてほしいと思っています。五年固定が今年終わり、変動金利になるのですが、1%の以下の金利であと五年耐えてくれてば、住宅ローンを金利を払わずに借りれたことになります。

 一方で、これでは日本経済は上昇しないので、PERが低水準、つまりこれから評価されておかしくないといわれていますが、日本株に投資するのは最低限(コモンズ投信+自社株)1万円/月以下にとどめたいと思います。 

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44177670V20C19A4000000/?n_cid=NMAIL007

 

12連休→ポートフォリオのチェック

 明日から12連休に突入します。GW前後に有給をプラスして12連休です。

妻は仕事、息子は部活なので、なかなか家族の予定が合いませんので、読書+ポートフォリオの整理をしようと思っています。

 先進国:新興国日本株式=8:1:1となるようになんとなく調整しています。

年に一度の棚卸で、どうなっているか確認してみたいと思います。