とにかく全世界の株式インデックス・ファンドをリタイアするまで積立投資をしなさい。
先日行われたインデックス投資ナイト2018のチケットがとれず、ツイッターで実況中継を見ていました。
有名ブロガーたぱぞうさん、水瀬ケンインチさん、楽天証券の山崎元さん、竹川美奈子さん、カンチュンドさんらが登壇し、インデックス投資に関する思いをお酒を飲みながら語っている様子が伝わってきました。
その中で興味深かったのがアメリカ株だけを買うというたぱぞうさんの投資スタイルです。アメリカは国をあげて、株価を上げようとしているし、人口もこれから増える。さらに、新興国企業でも成長している会社は結局アメリカ市場に上場するので、アメリア株(S&P500など含む)で十分という主張です。
田村さんの記事を見ても、ここ10年で見ると確かにアメリカは成長しており、今後もその成長が継続すると私も思います。
しかし、トランプの保護主義を発端とした米中貿易戦争やたびたび発生する経済格差の違いを発端とした欧州危機により、今後もアメリカが高く安定した経済成長率を続けることができないと思います。
そう思いかけていた時にふと岡本和久さんの「長期投資仲間」通信を見ました。
そこには、「とにかく全世界の株式インデックスファンドをリタイアするまで積立投資しなさい。」と書いてあり、そのとおりだなと改めて思い直しました。
つまるところ、人生お金だけじゃないので、そればかりに血眼にならず5つのFをバランスよく広げようということです。
ということで、全世界株=先進国:新興国:日本株=8:1:1でもつという当初のポートフォリオを目指して、長期分散積立投資を継続していきます。
なお、最近調子のよかった、日本個別株(吉野家、クレリスホールディング、アトムなど)が軒並み下落していますが、ナンピンせずにいきたいと思います。
インデックス投資は退屈なので、たまに新しい意見を聞いて、違った視点で考えてみることが大切だと思います。