こころ安らかに長期分散積立投資

「長期、分散、積立投資」のブログです。

DC確定拠出年金

 昨日、会社で確定拠出年金の話なりました。50代のおじさん二人とです。

Aさんは、全部日本株としているらしく、根拠は金融機関の友人がどうせ25%の運用なのだから、これから上がる可能性がある日本株がおすすめと言われたとのことです。

 また、先日定期預金へのスイッチングを行い、タイミングを逸して若干損をしたらしいです。私もまったく知識がないふりをして、へーそうですか~と聞いていました。

そのほうが、おじさんたちも、得意げに話してくれますので。

その話を聞いていたBさんが、横から「俺は分散だよ」と得意げに。でも、「リーマンショック来たらみんな下がるんじゃないですか?」っていうと、「いやいやその時は債権が頑張ってくれるんだよ。日本債券は上がっていたよ」と説明してくれました。

 以前、みずほ証券の方が、社員勉強会の講師として来てくれた時に話してくれていた通りの話でした。あまり、頻繁にお金の話はしませんが、皆さん自分なりに考えて確定拠出年金を運用していているようです。

 私は、確定拠出年は95%を先進国株式インデックスとして5%を新興国インデックスとしています。理由は、新興国インデックスファンドの信託報酬が0.6%程度でとても高いのです。本来であれば90:10程度にしたいところですが、気持ち比率を下げています。

 ちょうど、みずほ証券の方の講習を受けたときは、先進国株式インデックス100%としていたのですが、講師が「先進国や新興国株式は値動きが激しいので集中投資はよくないです。皆さんの中でこれらに100%投資している方はいませんよね?」と言われたのを覚えています。個人向け国債を大量にもっているので、トータルで言えば分散投資してますって言えばよかったですが、初心者向けということで何も言葉を発しませんでした。

 また、その際保険商品や定期預金に関心が高い人が多く、日本人の金融リテラシーはまだまだだと思いました。これは、特に私の会社の人々だけではなく、米国と違ってバブル崩壊前の株価を未だに下回っている日本経済の責任だと思っています。