長期投資、GPIFに学ぶ 分散と資産の再配分が鉄則 日経朝刊7/26
おなじみ田村正之さんの記事です。
GIPFの運用が賃金上昇率を大きくうわまわっており、順調ということです。
「長期の国際分散投資によりリスクを抑制しながら、適度な収益を目指す方法は個人も見習いたい投資の大原則」。
頭ではわかっていても「リスクを抑制しながら、適度な収益」というところが自分のお金であるがために、個人には逆に難しいのではと思っています。
例えば全世界に分散するより、米国のS&P500に集中投資したほうがここ10年ではよかったなどのデータを見ると、どうしても米国一国集中したくなります。
この肝は、リスクを抑制しながらというキーワードですが、株式に限ると結局急成長して時価総額が大きくなる会社は、米国に上場するという話(インデックス投資ナイト2018でのたぱぞうさん)もあながち間違っていないかなと思っています。
悩みどころですが、私はこの先40年ずっと米国が世界の覇権を握り続けられれば、米国一国投資でもいいと思っています。しかし、40年後のことは誰にも分らず、やはり国際分散投資が無難なような気がします。